2010年2月3日 星期三

兎と亀

ある、お天気の良い日の事です。

亀がマイペースでゆっくりゆっくり歩いていると、兎が後ろから、タカハシ Qちゃん」ばりにかけてきました。

走るのが得意な兎は、いつものように亀をバカにしてこう言ったのです。

信じられない!どうして君はそんなにノロマなんだいよ?

亀はキッと兎を見返し、こう反論しました。

ずいぶん自信満々だけど、かけっこをしたら僕は絶対に負けないよ!

思いも寄らない返答に今度は兎がカッとなりました。

それならあそこの山のてっぺんまで競走だ!

よーいどん!

こうして、兎と亀の真昼の競走が始まりました。

タッタッタと軽快にスタートした兎は亀を大きく引き離し、後ろを見ても競走相手の姿はもう見えません。

ふう。話にならないや。ひと休みして、亀が追いつくのを待ってやろう!

兎はこう言うと、なんと道ばたに寝ころび、深い眠りについてしまったのです。

そして、亀。

僕は足は遅いけと、最後まで絶対にあきらめず頑張るぞ!

休まず、確実に歩みを進めた亀はついに兎のところへ。。。

こんなやつには絶対負けたくない!

そういうと、寝ている兎の前を通りすぎていったのです。

やがて時が過ぎ。ようやく兎が目を覚ました。

うーん、よく寝た。は~幸せ~。そろそろ亀も来たかな?

ふもとを見ても亀の姿は見えず、いやな予感がした兎は、ハンマームロフシばりに体を回転させ、山の頂上を見上げたその瞬間!なんと汗だくの亀が手を振っているではありませんか?

兎は恥ずかしさのあまり、悔しさのあまり、その場にヘナヘナ~

兎さん、才能があっても、決して怠けては駄目ですよ。

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